納骨堂の生前購入(寿陵)とは? メリット・デメリットを徹底解説!

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近年、東京で納骨堂の生前購入をされる方が非常に増えております。


皆さんの中では、納骨堂やお墓を購入するのは「親族の誰かが亡くなった時」というイメージが強い方が多いかもしれません。

また、生きているうちに自身のお墓を購入するなんて「縁起が悪い!」と思われる方も居られると思います。


ただ、近年では「終活」の一貫として自身の納骨堂やお墓を生前購入される方が非常に増えております。

ここでは、納骨堂を生前購入する際のメリットやデメリット、抑えておくべきポイントまでを丁寧に解説していきます。

楽しそうなシニア夫婦

納骨堂の生前購入(寿陵)とは?

ベンチで紅葉を見上げるシニア男性

納骨堂の生前購入は、寿陵(じゅりょう)や生前墓とも呼ばれ、とても縁起の良いものとされております。

もともと、この寿陵は中国から伝わったものであり、中国では生前に自身のお墓を建てておくことで「子孫繁栄を招き長生きができるもの」とされておりました。そのため、中国では秦の始皇帝、日本では聖徳太子や昭和天皇といった名だたる歴史上の人物が生前にお墓を建てていたそうです。

寿陵の漢字を見ても、ことぶきと読む「寿」と言う漢字が使われており、寿(おめでたい)陵(お墓)と表現されております。そのため、近年では残りの人生(余生)を前向きに生きるための活動として「終活」と言う言葉が広がったように、生前に自身の納骨堂やお墓を用意される方が増えました。

また、よく「生前予約」と言う言葉もありますが、生前に予約をするのではなく購入するため、正しくは「生前購入」です。

納骨堂の生前購入(寿量)に必要な手続きとは?

さて、縁起の良いとされる納骨堂の生前購入(寿陵)ですが、誰かが亡くなってから行う手続きとの違いは特段なく、お寺や納骨堂の運営会社に問い合わせて見学に行き、気に入った納骨堂が決まれば、購入後に開眼供養を行う流れとなっております。

唯一異なる点と言えば、位牌式納骨堂などを生前購入される場合、位牌に故人の俗名や戒名(法名)が朱色で刻まれる点です。

本来、亡くなった故人を納骨する場合、俗名や戒名(法名)を白色や中抜きで刻むものですが、生きている方の場合は朱色で刻むことになっており、その契約者の死後、白色に塗り替えることになっております。

納骨堂の生前購入(寿陵)のメリット

笑顔で運動するシニア男性

縁起の良いとされる納骨堂の生前購入(寿陵)にも、もちろんメリットとデメリットがあります。まずはメリットから解説していきます。

相続税を抑えて節税対策ができる

納骨堂の生前購入(寿陵)のメリットとして「相続税を抑えて節税対策ができる」というものがあります。

人が亡くなり、その方が保有していた財産の合計額が基礎控除額を超える場合、相続税を支払う必要があります。この財産には、預貯金や貸付金だけでなく不動産や有価証券、貴金属なども該当します。

ただ、納骨堂やお墓に関しては祭祀財産(さいしざいさん)という分類になり、相続税の課税対象から外されます。そのため、自身の財産が基礎控除額を超えると判断できる場合は、少しでも節税できるように、納骨堂やお墓を生前購入されることをお勧めします。

また、ほとんどの納骨堂では、購入後に年間護持会費という年間の維持管理費が発生し続けるのですが、この護持会費についても生前に一括で支払える納骨堂があり、その分も相続税の課税対象から外すことができます。

少しでも遺族の金銭的負担を軽減したり節税対策を望まれている方は、年間護持会費も生前に一括で支払える納骨堂を選ばれることをお勧めします。

自身の好みで場所やデザインを決められる

納骨堂を生前購入するメリットとして、自身の好みに合った場所やデザインを決められるということがあります。

納骨堂の種類やデザインは、従来のお墓のようなものから、最新のお洒落で高級感のあるものまでさまざまです。生前に自身の好みの納骨堂を探しておくことで、自身の死後も納得のいく納骨堂で眠れます。

自身の好きな色やこだわりがある方は、今からでも好みの納骨堂を探されると良いと思います。

遺族の負担を軽減できる

納骨堂を生前に購入しておくことで、自身の死後に慌てて遺骨を埋葬する場所を探したり、納骨堂やお墓を購入する費用を遺族に負担させずに済みます。

また、上記で説明したように相続税の節税対策にもなるため、少しでも子供や孫、自身のパートナーといった大切な遺族の方の負担を軽減されたい方は、納骨堂の生前購入(寿陵)をお勧めします。

新しいコミュニティと出会い、充実した人生を過ごせる

納骨堂の生前購入(寿陵)は終活の一環です。終活は、残りの人生を悔いなく前向きに過ごせるための活動であり、終活を実施している方のほとんどが納骨堂やお墓を生前購入(寿陵)されております。

納骨堂やお墓を生前購入することで、同じく生前購入されている方々(墓友と呼ばれる)と出会い、人生の新しい楽しみを見つけ、残りの人生をより充実したものにできます。

納骨堂の生前購入(寿陵)のデメリット

考えるシニア女性

さて、メリットがあればデメリットもあります。ここからは納骨堂の生前購入(寿陵)に関するデメリットを紹介していきます。購入後に後悔しないためにも、あらかじめしっかりと確認しておきましょう。

護持会費が発生する

多くの納骨堂では、生前購入したその瞬間から維持管理費である護持会費が発生します。つまり、遺骨を納骨していないのに管理費用が発生すると言うことです。

しかし、納骨堂の中には、遺骨が納骨されてからでないと費用が発生しない納骨堂もあります。

余分な費用を少しでもかけたくない方は、生前購入後すぐに費用が発生しない納骨堂を選びましょう。

公営管理の納骨堂には入りにくい

納骨堂を生前購入するデメリットとして、公営管理の納骨堂には入りにくいというものがあります。

納骨堂の運営母体は、寺院やお寺が運営する寺院管理の納骨堂と、財団法人や宗教法人が運営する民営管理の納骨堂。そして、各都道府県や自治体が運営する公営管理の納骨堂があります。この3つの中でも、公営管理の納骨堂は費用が非常に安価で人気が高い納骨堂となっております。

ただし、公営管理の納骨堂は人気が高いこともあり、入るためにはさまざまな条件を満たす必要があります。その条件の1つに「遺骨が手元にあること」と言うものがあり、生前購入の場合ではまだ遺骨はないため、断られる可能性が高いと言うことです。

ただ、この公営管理の納骨堂は、もともと人気が非常に高いため、遺骨が手元にあったとしても入れる可能性はごくわずかなため、あらかじめ視野に入れていないと言う方は多いようです。

納骨堂を生前購入する上で気を付けたいポイント

考えるシニア夫婦

さて、ここまで読んでいただいた方は、納骨堂の生前購入を前向きに検討されている方が多いかもしれませんが、早まって購入する前に、最後に「納骨堂を生前購入する上で気を付けたいポイント」も確認しておきましょう。

事前に親族に相談する

まず、納骨堂の生前購入を検討し出したら、一番最初に自身の親族に相談しましょう。

自身が生前に納骨堂を購入したいと思っていても、親族が嫌がる可能性もあります。大切な親やパートナーの死をイメージしたくないと感じる方は居られると思います。

そのため、あらかじめ相談し同意を得てから購入するようにしましょう。

しっかりと説明を受け自分の目で確かめ理解する

せっかく自分で選べる寿陵(生前墓)を、適当に決めてしまってはもったいないですよね。

心の底から「ここなら安心して眠れそうだ」と感じられる場所を見つけられるように、自分で足を運んで見学し、納骨堂の雰囲気や住職との相性、デザインなど全てを確認してから決めるようにしましょう。

遺族に迷惑がかからないかどうか

遺族の負担を減らすために納骨堂を生前購入したはずなのに、逆に遺族に迷惑がかかってしまっては本末転倒ですよね。

そのため、生前購入される際は、参拝に来て供養してくれる遺族のことも考えて、立地はどうか?建物の雰囲気はどうか?住職の人柄は良く遺族との相性は良さそうか?追加で費用はかからないか?なども十分考慮した上で自身の好みに合う納骨堂を選びましょう。

納骨堂の生前購入まとめ

いかがでしたでしょうか。

納骨堂の生前購入について解説してきましたが、理解は深まりましたでしょうか?

納骨堂の生前購入(寿陵)に、早いも遅いもありません。東京では、60代の方でも生前購入される方は居られます。そのため、気になった方は一度親族に相談した上で、気になる納骨堂に問い合わせてみるといいでしょう。

納骨堂ライフでは、生前購入ができる納骨堂を多数掲載しております。ぜひ一度、希望の条件で検索してみてください。

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