エンディングノートとは?納骨堂or埋葬など、希望が叶う書き方を解説!

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終活の一環として、注目を集めている「エンディングノート」。


講座やセミナーで書き方を教えてもらえる場合もありますが、現役でお仕事をされているなどで、なかなか参加できない方も多いですよね。またエンディングノート以外の終活や、エンディングノートと遺言書の違いなどについても、気になっている方は多いのではないでしょうか。


今回は、終活におけるエンディングノートの書き方や内容などについて、詳しく解説していきます!

エンディングノートとは?希望が叶う書き方を解説

講座・セミナーでも注目の「エンディングノート」

エンディングノート

エンディングノートとは、簡単に言うと遺言書とは別に、自分の意思を記すノートのことです。昨今、このエンディングノートや生前整理、葬儀などについて学べるセミナーが大人気となっています。

エンディングノートなど終活セミナーで学ぶこと

終活セミナーではエンディングノートの書き方以外にも、プロの方から終活のいろはを学ぶことができます。

座学型・体験型に分かれており、座学型ではエンディングノートや葬儀、相続、各種保険・生前整理などについて詳しい手続きから段取りの方法までを学ぶことができます。

体験型は、遺影写真の撮影や納骨堂の見学などを実際に体験することで、終活や今後の人生を見つめなおすきっかけになるという目的があります。

終活セミナーのお知らせや開催場所について

終活セミナーの開催情報は、インターネットや新聞、折込チラシ、雑誌などで探すことができます。居住地の地域情報が掲載されているフリーペーパーも見てみるといいでしょう。

ただし、新聞や折込チラシや雑誌には掲載料金がかかっているため、無料セミナーと謳ってはいても掲載料金を回収するためにお金が必要となるセミナーも少なくありませんので、気をつけましょう。

エンディングノートと遺言書の違いって?

終活セミナーで共に取り上げられるエンディングノートと遺言書の違いは、何なのでしょうか。

一言で言うと、「法的効力の有無」です。どちらも遺産相続などに関して希望を書くことができますが、遺言書の場合、規定された書き方に則って記載しないと法的な効力が発揮されませんが、エンディングノートは自由な記載ができ、書式も決まっていないため書き直しが簡単という違いもあります。

また、遺言書に書くことができるのは自身の「死後」に関することのみで、範囲も遺産相続や子供の認知など、厳格に決められていますが、エンディングノートには「生きている間」のことも書くことができます。遺言書の法的効力を確実に発揮させるためには、「公正証書遺言」という公証人を立てて作成することがオススメです。

まずはエンディングノートで自身の意思を確認し、気持ちが固まってから遺言書を法律に則って作成すると良いでしょう。

「エンディングノート」は何に書けばいい?

ノートをめくる写真

エンディングノートを書くツールは、特に決まっていません。大学ノートでもいいですし、パソコンで作成しても問題ありません

また、書く項目が印刷されている市販のエンディングノートや、葬儀社のホームページなどで無料でエンディングノートの冊子をプレゼントしている所もあります。

無料ダウンロードできるエンディングノートの種類については、コチラで詳しく解説しています。

ぜひ見本に!エンディングノートの書き方

思いをつづるノート

エンディングノートは遺言書とは異なり、かなり自由度の高いツールです。

ここでは、エンディングノートを作成するコツや書く内容、ベストな保管場所について解説します。

エンディングノートを書くコツ

エンディングノートに書く内容は、主に11項目です。

しかし、全てを書かなくてはならないワケではありませんし、また一度に書く必要はありません。

ポイントは「書きやすい内容から書く」ことです。あくまでも、「現在はこう思っている」という意思を示すことが大切で、今回書いた内容が最後の意思とはなりませんので、安心してください。

いつでも書き直すことができますが、空欄のままにしておくと、書き忘れなのか該当しないのかが分からないため、該当しない項目にははっきり「無し」と明記することも大切です。

エンディングノートに書く内容

それでは、エンディングノートに書く11項目について見ていきましょう。以下の順番は一般的な見本となりますので、ぜひ参考にしてください。

項目内容
1.自分の基本情報名前、生年月日、本籍地、血液型、好きな食べ物など
2.財産・資産関連預貯金、不動産、有価証券、通帳、印鑑、貴重品などの保管場所について
3.デジタル遺品パソコンやスマホ、SNSツールのアドレス、パスワード、退会方法について
4.形見分けリスト家族や親族への感謝の気持ちと共に、誰に何を渡すかについて明記しておくと良い
5.友人・知人へのメッセージ写真を一緒に貼っておくなどして、お世話になった方に感謝の気持ちを伝える
6.ペットのお世話関連一人暮らしの場合は、残されたペットの世話をしてくれる人を決めておき、ペットの性格や好み、病歴なども記しておく
7.医療・介護について意識不明の状態や認知症になるなど、自分で判断できなくなった時の対応方法を決めておく。延命措置を希望するか、介護に関する希望や費用の捻出方法、アレルギーや持病、常備薬についても併せて明記する
8.葬儀・お墓について信仰する宗教や葬儀の方法、納骨場所や遺影について、自身の希望を明記する
9.相続・遺言書について遺言書の保管場所や、相続財産にあたる借金についても正直に明記する
10.親しい友人の連絡先自分が亡くなったことを連絡して欲しい相手の、連絡先を記入しておく
11.自分史・家系図など自分史や家系図などを書くことで、これまでの人生を振り返ることができる

エンディングノートの保管場所について

エンディングノートをどこに保管すればいいのか、迷いますよね。ここでは、エンディングノートのベストな保管場所、またNGな保管場所について解説します。

ベストな保管場所は各家庭により異なる

実はエンディングノートは、一概に「ここがオススメ」という保管場所はありません。なぜなら、その場所を紹介することで盗難に遭いやすくなるなど防犯上の問題が生じかねませんし、また家の構造や家具の配置もそれぞれ異なるからです。

強いていうなら、盗難に遭いにくい「人目につかない場所」でかつ「いざという時に見つかりやすい場所」ということになりますが、この2点を両立する場所を探すのは、なかなか難しいでしょう。

そのため、書いた内容によって保管場所を変えることも有効な方法となります。

例えば、銀行口座や財産相続に関する内容がメインで書かれてある場合は「人目につかない」場所を優先し、延命治療や葬儀に関する内容の場合は「いざという時に見つかりやすい」場所を優先する、といったやり方です。

避けた方がいいNGな保管場所・方法は?

一見すると名案に見える保管場所や方法も、実は危険な場合があります。ここでは、2点を例に挙げて解説します。

  • 貸金庫に保管する
  • 人に預ける

これらは、避けた方がいい保管方法です。貸金庫にエンディングノートを保管する場合、紛失・盗難の可能性は限りなくゼロに近くなり、非常に安心のように思えます。

しかし、開けるのに煩雑な手続きが必要となります。エンディングノートは、書いた本人が意識不明や危篤状態になった時、また亡くなった時に家族が必要とする物です。手に入れるまでに時間がかかる保管場所の場合、ノートを手にした時には既に手遅れ…ということも想定できます。

さらには、家族がエンディングノートの存在を忘れることを鑑み、人に預けた方が安心と思うかもしれません。ただ、絶対的に信頼している人であっても、紛失・盗難・盗み見のリスクはゼロでは無いことを覚えておきましょう。

さらに、エンディングノートを書き直したいと思った時、すぐ手元にノートが無いという不便さも生じます。

エンディングノートを保管するコツと伝え方

ノートを書く高齢者の写真

エンディングノートは、何も一冊にまとめる必要はありません。数冊に分け、情報の内容に応じて適した場所に保管する方法もあります。ここでは、3パターンについて解説します。

見る相手別に保管する

例えば配偶者には銀行口座やクレジットカード情報などお金関係のこと、兄弟には自分の親の医療や介護についての希望やメッセージ…など、見る相手別にエンディングノートを用意し、重要度や内容に沿って、保管場所を変えるという方法です。

タイミング別に保管する

生前の「緊急時」用と、「亡くなった後」用に分けて保管する方法です。緊急時用には、延命治療の希望や危篤を伝えて欲しい相手の連絡先や、葬儀の希望などを書きます。

亡くなった後用には、財産相続や形見分けリスト、携帯電話や運転免許証など解約・返却が必要な物の情報、家族へのメッセージなどを書きます。

延命治療や葬儀の希望を別に書く

エンディングノートに書いた以外に、延命治療と葬儀の希望を別紙に書いておく方法です。書いた紙を財布の中や健康保険証、救急車・病院の連絡先などと一緒に保管しておくと、いざという時に見つけてもらいやすくなるというメリットがあります。

「納骨堂」希望のエンディングノートが増加?

見開きのノート

高齢化社会、核家族化、単身世帯の増加に伴い、お墓ではなく納骨堂を選択する人も増えています。特に子供がいないなど、お墓の承継者がいない人は、納骨堂に注目する傾向があるようです。

ただし、全ての納骨堂において、承継者がいなくても利用できるワケではありません。利用を希望する時は、承継者の有無が利用条件になっているか確認しましょう。

エンディングノート以外にできる、「終活」3選

手を取り合う写真

終活には、エンディングノートの作成以外にどのような行動が該当するのでしょうか。ここでは、代表的な3つの行動について解説していきます。

遺言書の作成

自分の所有している資産を、誰にどのくらいの割合で相続させるのかを書いておくことで、基本的に書いた通りのことが実行に移されます。

遺言書の種類は、遺言者が全文・日付・氏名を自筆し押印して作成する「自筆証書遺言」と、2人以上の証人の立ち会いのもと、公証人が遺言者から遺言内容を聴き取りながら作成する「公正証書遺言」、遺言者が作成した遺言を2人以上の証人と一緒に公証役場に持ち込み、遺言書の存在を保証してもらう「秘密証書遺言」の3パターンがあります。

断捨離・生前整理

身の回りを整理し、要らないと判断した不用品を処分する方法です。

自分が亡くなった後、家族の手間が省ける他、自身の余生をより軽やかに過ごせるというメリットがあります。生前整理は非常に時間のかかる作業で、年単位の取り組みになる場合もありますので、体の元気なうちに取り掛かるといいでしょう。

不用品の処分方法としては、知人に譲る、自治体の粗大ゴミに出す、リサイクルショップに買い取ってもらうなどがあり、不用品ごとにベストな処分方法を選択しましょう。

お墓・葬儀の準備

お墓は亡くなってから購入するものと思われがちですが、中には生きている内にお墓を購入したり、納骨堂と契約する人もいます。そうして確保したお墓は「生前墓」と呼ばれ、自身が亡くなったら間を置かずに納骨できるというメリットがあります。

また、お墓や納骨堂は「祭祀財産」にあたりますので、生前購入することで節税できるメリットもあります。ただ、選んだ墓地や霊園、納骨堂によっては、生前購入を受け入れていない場合もありますので、事前に確認しておきましょう。

お墓・納骨堂の準備以外に、葬儀の準備を行う人もいます。身内だけで行う「家族葬」や宗教とは関係ない葬儀「無宗教葬」、葬儀自体を希望せずに遺骨を自宅で供養するだけに留める方法もありますが、どんな形式の葬儀を希望するかを考えます。

葬儀社を決め、自分の希望を取り入れた葬儀を伝えた上で「生前予約」を行いましょう。

まとめ

いかがでしたか?エンディングノートの書き方や保管場所、またその他の終活などについて、お分かり頂けたのではないでしょうか。ぜひ皆さんも、本記事をご自身やご家族などの終活にお役立てください!

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